身体拘束・行動制限の最小化に向けた取り組みと病棟の風土づくりセミナー【ID:251118】

オンラインセミナー①
2026年1月29日(木)10:00~2月18日(水)16:00
受付中
オンラインセミナー②
2026年3月12日(木)10:00~4月1日(水)16:00
受付中

受講料:8,000円(税・テキスト・送料込み)

講師:佐藤美佐江氏(医療法人社団心の絆 蓮田よつば病院/看護部長)

Web配信

録画時間
約2時間(2分割して一括で配信します。)
資料他
開催1週間前を目途にテキスト・視聴パスワードをご一緒に郵送いたします。URLは3日前までにメールでお送りいたします。*テキスト到着後のキャンセルはお受けいたしかねます。
視聴
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セミナー内容

セミナー名
身体拘束・行動制限の最小化に向けた取り組みと病棟の風土づくりセミナー
講師名
佐藤美佐江氏(医療法人社団心の絆 蓮田よつば病院/看護部長)
講義内容

1. 制度を知って実践に活かそう!
 身体拘束と行動制限の基本理解

  1. 身体拘束の定義と具体例(厚労省提示の11項目)
  2. 身体拘束と行動制限の違い
  3. やむを得ず行う場合の「3原則」
  4. 身体拘束・行動制限を実施する際の記録と手続き

2.こんな時どうする?
 身体拘束をしないための現場の工夫とケア、コミュニケーション

  1. 徘徊への対応
    • 原因のアセスメントと環境調整
    • 徘徊による転倒リスク管理
    • 徘徊によるトラブル回避の工夫
  2. 暴言・暴力・介護抵抗への対応
    • 原因を丁寧にアセスメントする視点
    • ユマニチュードを活用した安心感のあるコミュニケーション
    • 薬物療法との使い分け
  3. 転倒・転落事故を防止するための対応
    • 入院時のアセスメント評価と対応策
    • 椅子や車椅子の立ち上がり時の安全管理と工夫
  4. 点滴の自己抜去への対応
    • ルート類の整備と不快感の軽減への工夫
    • 夜間点滴の回避と日中での終了体制の構築
  5. 離院を防ぐための環境整備と意識づけ
    • 物理対策
      ・セコムキー ・窓ロック
    • スタッフへの意識づけを通じた心理的予防

3.身体拘束・行動制限の判断と解除を検討する際のポイント
~実際の事例から検討と解除の視点を考える~

  1. 行動制限にいたるまでの検討経過とその判断の背景
  2. 解除を検討する際の視点

4.“身体拘束をしない”を支える風土と実践の積み重ね

  1. 身体拘束廃止に至るまでの経緯
    • なぜ身体拘束ゼロを目指したのか?
    • スタッフの大量退職という転機時の対応
    • その後の再構築から現在までの経緯
  2. BPSDが起こった時、判断に迷う場面での看護師同士の支え合い
  3. “身体拘束をしない”方針を支える職種間の信頼構築
    • 医師との信頼関係
    • 看護師との共有と協力
    • コメディカルスタッフとの連携

5. まとめ

  1. 身体拘束をしない方針を継続するための必要なこと ほか